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長期優良住宅について

2009年08月19日 | 建築クン 豆知識

最近よく、

『長期優良住宅』

『100年住宅・200年住宅』

とこぞって住宅メーカーさんが売り出していますね。 

これは、政府が推進しているものです。

 

これらについての宮木建設の考えを書かせて頂きます。


『長期優良住宅』と言うのは、別名『200年住宅』と言われています

200年住宅と言うのは『200年持つ家』という意味ではありません

誤解が生じるため、最近は『長期優良住宅』と言い直されています。

 

『長期優良住宅の意味・・・』

政府の住生活基本法では、

・長期間にわたって使用可能な良質な住宅ストックの形成

・将来世代の住宅負担の軽減

・成熟社会にふさわしい豊かな住生活の実現

と言われています。

 

簡単に言うと

『耐震性・耐久性・維持管理・断熱性など、建ててからでは変更できない住宅の骨格となる物の性能を高める』

という意味になります。

 

私たちにとっては

『今更何言ってるんだろう?当り前のことじゃないの?』

と疑問を抱くものです。

 

 

この何年かの住宅事情は

『安かろう悪かろう』『お客様に見られたくないから早く隠してしまおう』『一戸一戸に手間をかけれない』

といったのが現状だと思います。

 

2,3か月でできてしまう家に安心して住めますか?

細い柱ばかりで安心できますか?

 

長期優良住宅仕様の家です』と、売り出すメーカーさんもありますが、

この仕様じゃない家は何年持つの?この仕様にするといくら値段が高くなるの?

と私は聞いてみたいです。

 

 

宮木建設にとっては、長期優良住宅の規格が当たり前です。

と言うより、当たり前じゃなければおかしいと思います。

値段が特別高くなることもおかしいと思います。

建てた家が2代目、3代目とメンテナンスをしながら、住み続ける事が出来て当然のことです。

 

 

 

長期優良住宅を探究すると、昔からの日本の風土に合った建築手法(木造軸組み工法・在来工法)に行き着きます

 

私たちは、ずっとこの手法で建ててきました。

家は中身(構造材)が一番大事だと思います。

 

良質な木材を安く、うまく使う事でローコストで、お客様の希望に沿った家造りができるのです

 

小さな会社ですが、自分たちの手で造り上げ、お客様との交流を大切にしています。

お客様にも現場をよく見て頂きたいと思います。

 

良い材料でじっくり、しっかり造り上げ、お客様に納得して頂くのが本当の長期優良住宅ではないのでしょうか?

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