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2015年04月17日 |
タイルの和風トイレを洋風トイレにリフォーム中です。
解体して、床・壁下地を作ります。
写真は床、タイル壁解体後です。
床は、タイル張りで段差があったので、廊下からの段差を極力なくして床下地、下地合板をはって
仕上の床材フローリングを貼ります。
既設の水道配管の位置も、便器の配管に合わせて水道屋さんがやりかえました。
一般的に使われる洋風便器の排水管の位置は、背面の壁の仕上がり面から、200mmが排水管の芯となっています。
今回は床を下地から直す工事だったので、水道管をやりかえることができまし
たが、便器だけ替えたいというお客様も結構いらっしゃいます。
そんなときは、リフォーム用の便器をお勧めします。
排水管の位置を変えなくても、便器内の配管がアジャスターのように調整できるようになっているので、
壁から200mmの位置に排水管がなくても、新しい便器に交換が可能になるんです。
調整範囲はある程度決まっているので、取付できるかチェックは必要ですが、取付可能となれば便利な便器を作ってくれてありがとうと、私は毎回思います
床板貼りが終わり、次は壁の下地作りです。
元々の壁は、腰から下はタイル、上は化粧ベニヤでした。
この化粧ベニヤの出に合わせて、新しい下地を作っていきます。
このトイレの空間に収納が全くないので、背面の壁にトイレットペーパーが置けるくらいの棚、掃除用ブラシを収めれる棚を作りました。
ちょっと棚があるだけで、使い勝手は良くなると思います。
トイレで、紙がない!!という経験をした方も多いと思います。
見えるところにストックしておけると、用を足す前に紙あるかな?って気づくことができて、ピンチを防げますね。
扉も開き戸だったので、アウトセットタイプの引戸に替えました。
アウトセットタイプにすることで、壁を壊すことなく小規模な工事で引戸にすることができます。
開き戸の開口のまま引戸に替えることができるのです。
開き戸と引戸では、開けてから閉めるまでの立ち回る範囲が違うので、開き戸
が不便と感じる方におススメします
これで大工工事は終わりです。
あとは、仕上のクロス貼り・便器の取付でトイレの完成です!