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2010年04月21日 | ミヤキ職人
現在施工中の新築現場の大工工事がもうすぐ終了します。
昔ながらの、土壁(荒壁)が塗られています。
土壁や本物の木を使うことで、家全体が呼吸をするので、湿気や匂いを気にすることなく生活できます。
既製品に頼らず、自然素材をふんだんに用いることで、本当の無垢の家ができます。
構造材も大きな丸太の梁を多く使っています。
このお家では、前の家で組まれていた構造材を新しいお家で再利用しています。
それが、写真の丸太です。
昔の家の思い出をそのまま、新しい家に受け継ぐことができます。
2階ホールから見上げると丸太で組んだ、大きな構造材の一部として見る事ができます。
細かいところにも自然素材を取り入れることで、住む人の心や体の癒しになります。
シックハウス症候群の心配もありません!
例えば写真の棚も、本物の木の板を使っているので既製品では出せない香りや柔らかみがあります。
この棚は従業員の篠原さんの力作です!
各部屋に収納もあり、棚も造りつけなので、無駄なスペースができにくいです。
この部屋の収納は従業員の義仁が造りました。
2階は日当たりも良く、風通しも良いので一年中快適に過ごせる空間です。
1階の対面キッチンからは、ダイニング、リビングと見渡すことができるので、子育て家族向きです。
リビングは畳にすることで、誰もがゆったりくつろげる空間になります。
玄関ホールを挟んだ和室には、床の間・仏間があります。
床の間には、『付け書院』を造り、趣のある和室に仕上げます。
写真は造っているところです。
もうすぐ大工工事は終了します。
道具など撤収後、また写真を載せようと思います。