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2009年12月18日 | ミヤキ職人
前にもシロアリについてブログに書きましたが、先日シロアリ被害を受けたお家の工事がありましたので、
写真などで、ご紹介させて頂きます。
お客様から
『床が沈む』
『音がする』
『柱や敷居に穴があいている』
とご連絡を頂きました。
建物は築100年以上、今回直したところは15年~30年くらい前に土間を改装した部屋でした。
現場を見に行くと、キッチンの周り、ダイニングテーブルの周り、隣の部屋との境辺りの床が沈みました。
人がよく歩くところがやはり、床の沈み・床鳴りのポイントでした。
シロアリ・経年劣化が原因と考えられます。
柱を見てみると、小さい穴が無数あいていました。
敷居には大きな穴があいており、目につくところにも被害が及んでいました。
床を壊し、床板・下地を見てみるとボロボロになっていました。
手で少し強めに握るとグシャっと潰れてしまうものもありました。
隣の部屋の床下も潜って見てみると、水廻りほどひどくはなかったですが、シロアリに食われた形跡があり
現状の床ではいつまで持つかなという状態でした。
写真は柱にカビが生えてしまった所です。
シロアリの被害を受けている場合、床下、又は部屋がカビ臭くなり換気をしても臭いはとれません。
床下の材料にカビが生えているなんてこともあります。
床の沈みなどはあまり放置せず、早めに点検・補修を行う方が良いです。
長く放置すると被害を拡大させ、人体にも被害が出る可能性があります。
特に古いタイプの床暖房システムをご利用の場合、パネルの配線からの漏電などが心配されます。
点検は無料で行いますので、お気軽にご相談下さい。
下3枚の写真は床暖房パネルをめくったところです。
一番下の写真はパネルの裏です。
シロアリ・劣化でボロボロになっています。