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2009年09月14日 | ミヤキ職人
今回は地元の美濃市の現場です。
25年以上前に建てられたお家の床の張り替えです。
床下地に使われていた合板の劣化による沈み・音鳴りが気になりだしたのをキッカケにリフォームとなりました。
今回のお家は、キッチンと洗面脱衣場の床の張り替えです。
25年以上前の家は、床の仕上げに
『クッションフロア』
という物が流行っていたようで、キッチンも洗面脱衣場も合板下地にクッションフロアが張ってありました。
このクッションフロア、今は飲食店など施工する時に使いますが、住宅にはほとんど使わなくなりましたね。
クッションフロアの下は、12ミリの合板が張ってありました。
合板は薄い木の層を接着剤でくっつけて、圧縮した物なので、人がよく歩くところや水回りなどは年が経つにつれて、接着剤の効果がなくなりはがれてきたり、層と層の間に隙間ができてしまいます。
こういった劣化によって、床が沈む、ブカブカするなどの支障が出てきます。
キッチンは何箇所か床が沈むところがあったので、下地の合板を張り替え、フロアを張りました。
洗面脱衣場は、下地をめくってみたら、土台が湿気をかなり吸って、ボロボロになっていました。
今の状態では、床板を張り直してもすぐにまた支障が出ると判断し、新たに土台を設けました。
根太もスパンを短くして新しく入れました。
施主様も1日手伝ってくださり、貼り終わった部屋を見て
『床を変えるだけでも違うなあ』
と喜んでいただけたようでした。
今回の現場で、見えない部分(特に水回り)は1年に1度はチェックが必要だと思いました。
『気づいた時には広い範囲に被害が・・・』
なんて事にならないように、気になった時にはすぐに見てください。
ご連絡頂ければ、チェックしに伺います!お気軽にお電話・メールしてください!